9月のお知らせ
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《帰りなんいざ/帰去来辞》
「いざ、帰ろう」
この有名な書き出しではじまる陶淵明(365-427)の詩。
酒をこよなく愛する41歳の(若!)陶淵明が、仕官の職を辞めて故郷に帰り、これからの自由な生活の喜びを描いた作品です。
「既に自ら心を以て形の役(えき)と爲(な)す」
「 奚(なん)ぞ惆悵して独り悲しまん 」
自ら、心を形(肉体)のためにこき使い、それを一人嘆き悲しむとはどういうことか。
「已往(いおう)の諌(いさ)められざるを悟り、来者(らいしゃ)の追う可(ベ)きを知る」
過去はどうにもならないが、未来は追い求めることができると知った、とも。
「実に途(みち)に迷うこと其れ未だ遠からず」
本来の道を迷いはしたが、まだそれほど遠くへは行っていない。と続きます。
ただ、 陶淵明 はのんきな隠遁生活で終わるのではなく、悟りと迷いとの狭間で揺れ動く心情を著した作品も残しているのが魅力の詩人なのです。
というわけで、この詩を携えて向かった先は、信州、伊那谷の高遠にある
「高遠よしよし」。
よしよしは豊かな里山に佇む古民家民宿です。
築100年を迎える養蚕農家だったという建物は、歴史の風格とオーナーのみかさんのあたたかな人柄に包まれ、何とも居心地の良い空間でした。
高遠石工が手掛けた石仏が並ぶお寺の参道がすぐ隣にあり、田んぼを渡る風が部屋の中を抜けていきます。
部屋では、よもぎ蒸しならぬ「真菰(まこも)蒸し」で心身を浄化。
真菰の栽培や製作をされている方に訪問してもらい施術を受けました。
よしよしでは要望に応じて、このような自然療法も体験できます。
それから、かまどでこんにゃくを作ったり釜めしを炊いたりと、みかさんと一緒に食事を作っていきます。(里山リトリート滞在プラン)
ほかにも農作業や家屋修繕のお手伝い、自分の得意分野をトレードしたりと金銭を介在しないで滞在ができるプランもあり、私たちのあとに外国の方が3週間の予定でいらっしゃるそうです。
「天下第一の桜」高遠城址公園もすぐ近く。

今回の記事は“ よしよし推し ”ということで
「帰りなん、いざ高遠へ」 (^^)
そして、10月は今年2回目のインドです(10/1~10インド休暇)
今回はヒマラヤ麓のアシュラムへ!