6月のお知らせ
【受付時間】
• 10時~17時
• 予約制です。当日のご予約も承ります。
【休診日】
日曜、祝日はお休みです
6月27日(火)
記載以外に休診となる場合があります。電話予約の際にご確認ください。
【ご注意】
• 予約変更はお早めにご連絡ください。
• 5分以上遅刻されますと、次の施術時間によってはご案内できかねる場合がありますのでご留意ください。
《この世はまぼろし》
先日、文京区本郷で用事を済ませて家に帰るために丸ノ内線御茶ノ水駅に向かっていたのですが、ぼんやりしていて気が付いたら千代田線の新御茶ノ水駅入口に着いてしまいました。
どちらにしても半蔵門線に乗り換えなので、そのまま改札へ向かいました。
途中、地下の広場で古本の催しがあったので、ちょっとのぞいてみることに。
目的もなく眺めていたのですが、古本の間に額縁に入った絵が陳列されており、手に取ってみました。
それは図形のような形で 『SUDHARSHANA』という文字が記されています。
気になってその場で検索。
SUDHARSHANA(スダルシャナ)とは、インド神話のヴィシュヌ神が手にしている「スダルシャナ・チャクラム」という武器のことだそうです。
インド哲学ではこの世を「マーヤ(幻影)」と定義し、本質を覆い隠すやみと捉えています。
人間は、その幻を作り出す魔物、すなわち自らのエゴが作り出す束縛により苦しみから解放されず、狭い価値観の中でもがいているというのです。
スダルシャナは、肉体や物質に対する執着や欲望を断ち切り、邪悪を滅ぼす強力な武器となるもので、マーヤの束縛を解き永遠の自由を得るための力となるのです。
考えてみると、体の不調も自分自身が作り出した負のエネルギーを実在として認識しているに過ぎないのかもしれません。
ありもしないものを存在すると錯覚して症状に苦しんでいたり、手放せない感情に翻弄されて悩み落ち込んでいるとしたら…
それらの気づきの力となってくれるスダルシャナ。
そんな最強の武器を、私は1,000円で手に入れてしまったのでした!