当院について

治療方針

方針イメージ

当院が行うはり治療は脉診流経絡治療という古典に根差した全身治療を行っています。

お一人おひとりの症状や体質を見極め、手首の脈から得られる身体の情報を観察します。
そして柔らかな銀の鍼で気血の調整を行うのが経絡治療の特徴です。

気血が充実して滞りなく体内を廻るようになると、病苦は取り除かれ心とからだが回復へと向かいます。経絡治療は整形外科的疾患のみならず内蔵の症状や精神的な病等、あらゆる疾患に対応しています。


気血と経絡

気血は生物の生命エネルギーです。経絡とは気血を体中に巡らせるための十二本の通路のようなものです。気血の不足、経絡の歪みや滞りは病気や不調、感情の乱れとなって体に現れます。経絡治療の目的は鍼や灸を用いて気血のめぐりを改善し、生命力を強化して健康回復へ導くことです。


筋肉に刺さないと慢性の痛みや頑固な凝りには効かないのでは?

例えば一本の経絡は体内を循行するにあたり、常に同じ深さで走っている訳ではありません。体表に近いルートは外経と呼び、所属する経穴(ツボ)を連ねて進み、その分担領域を担当しています。また体の深い部分のルートは内経と呼び、体幹に近い筋骨や五臓六腑の生命活動をつかさどります。このように経絡は幅と深さの広がりをもって走行しています。

気血の調整を行うために使うツボは体表に近い部分にあります。筋肉まで届くような深い位置にはありません。ツボの役割は気の門戸であり、神気、生気の出入りする所です。ですから、経絡上の浅い所にある入り口のツボに鍼や灸を施すことで、気血を経絡の内外まで巡らせることができるのです。

これらの考え方の基本は鍼灸医学の原典である『霊枢九鍼十二原篇』に述べられています。現代医療からすれば、もちろん実験による実証などはなく、単に伝承仮説にすぎないと信憑性を疑われることでしょう。 ですが、経絡説が確立して約二千年を経た今日まで受け継がれてきているこの鍼灸術は、長い臨床観察を通じて得た思考体系であり、実践を通して多くの人々の健康に貢献してきたことも確かな事実なのです。


現代人こそ経絡治療

私は「東洋はり医学会」という学術団体に所属していますが、ここには日々の臨床に向き合う多くの治療家たちが集い、正しい経絡理論の学理と術技の修得に努めています。

さまざまな鍼灸治療の中でも古典派に位置し、とりわけ修得が難しいといわれる経絡治療ですが、同志の臨床実践を共有するたびに、その幅広い適応疾患、治療効果を改めて実感しています。 複雑な生活環境でストレスにさらされる現代人の病苦にこそ、経絡治療が本領を発揮し健康回復の助けとなると確信しております。


このような方はぜひ当院にご相談ください

・どこへ治療に行ってもスッキリしない。
・「とりあえず」で処方されている薬を飲み続けてよいのだろうか?
・ストレス、自律神経が原因と言われた。
・年齢や生活環境による不調は我慢するしかないの?
・対症療法ではなく、根本から治したい。
・赤ちゃんを希望しています
・そろそろ自分の心と体にしっかり向き合ってみようかな。

おひとりで悩まずに。
心と体に寄り添った鍼灸治療でお力添えいたします。